なぜこう書くのか
背景画像をAIで生成する際、無人の路地や教室を指定しても、高確率で誰かが立っている画像が生成されてしまいます。画像生成AIは学習した写真の多くに人物が含まれていたため、明確に指示しないと人物を描き込んでしまいます。その結果、プレゼン資料やWeb漫画の背景として使おうとした画像に見知らぬ人物が残り、後から消す手間が発生します。
課題で指定した順序(全体像 → 手前のもの → 奥のもの → 空 → 光 → カメラ)は、背景画像に奥行きを生み出す骨組みです。手前と奥を分けて記述しないと、すべてが同じ距離感にある平坦な画像になってしまいます。また、光の方向を後ろ側に配置するのは、手前に置くと照明効果ばかりが目立ち、場所のディテールがぼやけてしまうためです。
形式で3つの案を受け取り、最後に「変更すべき単語」を確認しておくことがこのプロンプトの核心です。背景は1枚で完結せず、同じ場所の朝・夜・雨の日などがセットで必要になるケースが多くあります。変更箇所をあらかじめ把握しておけば、次回以降は単語を1つ差し替えるだけで済むため、毎回ゼロから作り直すよりもはるかに素早くクオリティを揃えられます。
制約の前半は人物を排除する指示、後半は余白を自然に埋める指示です。単に人物を消すだけでは単調な絵になってしまうため、生活の痕跡で補うようにしています。置かれた椅子や灯った明かりが1つあるだけで、人物がいなくても直前まで人がいた空気感を演出できます。看板の文字を禁止するのも同様の理由で、AIが生成する文字は崩れやすく、かえって視覚的なノイズになるのを防ぐためです。
用語が分からなければAha AIで: prompt, output-format
悪い例との比較
海辺の駅の背景イラストを描いて。寂しい秋の雰囲気で。
このように曖昧に指示すると、プラットホームの中央に後ろ姿の人物が立った画像が生成されがちです。距離感や光の方向が指定されていないため空と海が一体化して平坦になり、「寂しい」という感情表現は画像に反映されず無視されます。また、同じ場所の異なる時間帯が必要になった際、どこを修正すればよいかわからず最初から作り直すことになります。
バリエーション
同じ場所の異なる時間帯が必要なとき
先ほど作成した「{{開催の場所}}」の背景と同じ場所を、{{時間帯と季節}}のシチュエーションで再作成したいです。場所の構造やカメラ位置はそのまま固定し、光の方向と色、空、天候の痕跡のみを変更した英語プロンプトを作成してください。何を変更したかを下に日本語1行で記載してください。
プロンプト全体を書き直すと場所の構造自体が変わってしまいます。固定する要素と変更する要素を明確に分けることで、同一の場所としての整合性を保ちます。
プレゼン資料や画面の背景として使うとき
「{{開催の場所}}」をプレゼン資料のスライド背景として使用したいです。文字を重ねても読みやすいよう、画面中央はシンプルに広く空け、ディテールは周囲に寄せてください。色数は調和する2〜3色に抑え、{{時間帯と季節}}の光のみを際立たせてください。英語プロンプトを3つ提示し、各案の下にどの位置にテキストを配置しやすいかを日本語1行で記載してください。
背景は主役ではなくテキストを引き立てるための土台です。中央に余白を作り、色数を抑える制約を加えることで視認性を高めます。
モデル別の注意
人物を除外する指示の反映度はツールによって異なります。それでも人物が生成される場合は、"no people" ではなく空間の無人状態そのものを描写する表現に差し替えてみてください。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる