なぜこう書くのか
Instagramのキャプション作成プロンプトを短く済ませると、いつも似たような結果になりがちです。どのアカウントにでも使い回せるような広告文と、その下に人気のハッシュタグが30個ずらりと並ぶだけになります。問題は、その組み合わせでは誰の心にも刺さらないという点です。文章にはその店ならではの情報がなく、ハッシュタグは競合の激しいビッグワードばかりで数分でタイムラインから流れてしまいます。
最初の段落の文脈が、アカウント本来の空気感を取り戻します。ブランドと話し方を指定し、「すでに知っている人たち」と読者を明確に定義することで、初対面の人に向けた不自然な説明文を排除できます。複数アカウントを運営している場合も、この部分を書き換えるだけで対応可能です。
課題の段落では、キャプションとハッシュタグを一度に求めつつ「書かれていない特典・日程・数値などは勝手に捏造しないでください」と釘を刺しています。キャプションはAIがもっとも事実を盛りやすい領域です。焼き上がり時間や価格が勝手に書き換わったまま投稿されれば問い合わせが殺到し、後から消してもスクリーンショットとして残ってしまいます。
形式の段落がこのプロンプトの肝です。1行目30文字の制限はフィードで「...続きを読む」の前に表示される領域を意識したもので、ハッシュタグを大・中・小の3グループに分けさせたのは、単なる羅列を防ぐためです。実際に流入を生むのはスモールキーワードです。制約段落のNGワードリストは短いながらも、AI特有の不自然さをしっかり削ぎ落とします。最後に投稿内容を """ で囲むことで、参照データと指示文を明確に区別しています。
用語が分からなければAha AIで: output-format, hallucination
悪い例との比較
インスタのキャプション書いて。ハッシュタグも30個出して。
黒ごま塩パン新発売
この指示だと、「外はサクサク、中はもっちりの絶妙なハーモニー!」といった、どのパン屋でも言えるようなありきたりな文章が出力されます。焼き上がり時間や限定数など、客が本当に知りたい情報は抜け落ち、ハッシュタグも #パン好き #カフェ巡り などのビッグワードばかりで検索からの流入は見込めません。1案しか出ないため比較もできず、結局キャプションを手作業で書き直すことになります。
バリエーション
ストーリーズ・リール用の短いテキストだけが必要な場合
{{ブランド}}のアカウントのストーリーズに掲載する短いテキストを5案作成してください。話し方は{{話し方}}で、画面上に配置する文字なので1案につき20文字以内の1文にしてください。ハッシュタグは2個までにしてください。
""" {{投稿内容}} """
ストーリーズは閲覧時間が数秒程度のため、長いキャプション構造は不要です。文字数制限を20文字に絞り、ハッシュタグも2個に制限しています。
同じ写真を別角度から再投稿する場合
以下の投稿内容は、{{ブランド}}のアカウントで以前投稿したものです。同じ写真を再利用しつつ、前回と切り口を変えたキャプションを3案作成してください。今回は商品のPRではなく、「製造工程」「開発の失敗談」「お客様からよくある質問」のいずれかを1案ずつの軸に据えてください。話し方は{{話し方}}です。
""" {{投稿内容}} """
同じ写真や素材でも、切り口を指定することで使い回し感をなくせます。3つの視点をあらかじめ指定している点がポイントです。
モデル別の注意
ハッシュタグの個数を正確に数えられない場合があります。結果が出たあとに「ハッシュタグのグループごとの個数を数えて、もう一度出力してください」と追加で指示すると修正されます。
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最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる