なぜこう書くのか
AIでスタンプセットを作る難しさは、単発のイラストではなく「統一されたセット」を作ることです。8つの感情を一度にお願いすると、AIが毎回キャラクターをゼロから解釈し直し、メガネが消えたり急に頭身が伸びたりしてしまいます。スタンプはトーク画面で並んで表示されるため、わずかなブレも目立ちます。
課題の指示では、作業を2段階に分割しています。まずキャラクターを固定する基本文を作り、感情は末尾に差し替えるだけにします。体型比率とトレードマークの持ち物を固定文に含めさせたのは、この2つがブレると人間が「別人だ」と真っ先に認識してしまうためです。
例を1行示すことで、長々としたルール説明を省略できます。名詞句の長さ、カンマの区切り方、表情やポーズをどの位置に入れるかがすべて例に含まれています。ただし、キャラクターの被りを避けるため、例にはあえて別の動物(ペンギン)を使い「表現を流用しないこと」を明記しています。
形式で表形式を指定したのは、感情リストとプロンプトが1対1で対応し、抜け漏れを一目で確認できるためです。制約にある全身・余白・白背景は、スタンプ素材として必須の条件です。端が切れたり背景に余計なものが描かれたりすると、スタンプとして切り抜いた際に不自然になります。スタンプは小さなサイズで表示されるため、余計な小物を省き、1枚につき1つの感情だけをシンプルに表現するのが最も見やすくなります。
用語が分からなければAha AIで: few-shot, output-format
悪い例との比較
メガネをかけた灰色の猫のキャラクターで、いいね、ありがとう、ごめん、退勤、寝てるスタンプを作るプロンプトを出して
このように大雑把に頼むと、行ごとに猫の描写が少しずつ変わってしまいます。ある行ではマフラーが消え、ある行では人間のように手足が長くなります。背景や構図の指定がないため、半身だけになったり背景に色がついてしまったりして、結局セットとして使えるのは8枚中2〜3枚だけになってしまいます。
バリエーション
セットに新しい感情を追加したいとき
先ほど作成したスタンプセットに、いくつかの感情を追加したいです。固定文は変更せず、{{表現する感情のリスト}}に新しく記載した項目のみを同じ表形式で作成してください。すでに作成したものと表情やポーズが重複していないか確認し、もし被る場合はどれと被っているかを教えてください。
スタンプは実際に使っていると足りないバリエーションが出てきます。ベースの固定文を維持したまま、重複だけを避けて追加できるようにしました。
顔のアップのスタンプを作りたいとき
「{{キャラクター}}」の顔を大きくクローズアップしたスタンプを作りたいです。固定文から体に関する部分を削り、顔の特徴、色、画風のみを残した短めの固定文を新しく作成してください。その上で、表情の違いがはっきりと分かる感情を選び、プロンプトを作成してください。小さな画面でも一目で伝わるよう、表情の要素は大きくシンプルに指定してください。
全身スタンプと顔のアップスタンプでは必要な情報が異なります。固定文をスリム化し、表情を強調して小さい画面でも視認性を保てるようにしました。
モデル別の注意
背景が透過された画像(アルファチャンネル付き)を直接生成できるツールと、白背景でのみ出力されるツールがあります。後者の場合は、生成後に背景透過ツール(切り抜きツール)で整える必要があります。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる