なぜこう書くのか
YouTubeの講義動画の整理を、字幕を貼り付けて「要約して」とだけ指示して終わらせると、話し言葉がそのまま残った長文が返ってきます。話している時は自然だった重複や余談が文章になると非常に読みにくく、何より「どの部分を見返せばいいか」が分かりません。講義ノートの真の価値は、単なる要約文ではなく「7分30秒に戻って確認せよ」というタイムコード付きの道標にあります。
3番目の形式段落でノートを5つに分けているのは、それぞれ活用するタイミングが異なるためです。目次は動画を開き直す時、要点まとめは復習時、強調発言はテスト前、見返すセクションは理解につまずいた時に参照します。特に⑤「字幕だけでは理解しにくい箇所」は、AIによる字幕要約で見落とされがちなポイントです。コードやグラフを画面に映しながら「ここのこの部分」と話している場面は、字幕だけ読んでも意味がわかりませんが、その位置を記録しておくことで後から動画を見返して視覚的に確認できます。
4番目の段落では、AIに自己検証を行わせ、修正済みの最終成果物のみを出力させます。字幕は文が途切れたり主語が省略されたりしやすいため、モデルが勝手に文脈を補おうとして講師が言っていない内容までノートに含めてしまうことがあります。そうした内容は一見正しそうに見えるため読んでいる最中には気づきにくく、テストや実務で講義と異なる知識を使って初めて発覚します。整理とファクトチェックを一度に実行させることが、この課題の核心です。
最後に字幕を """ で囲んでいるのは、講師が動画内で発言した内容がプロンプトへの指示として誤認されるのを防ぐためです。講義中には「ここは飛ばします」「ここはノートを取らないでください」といった発言がよく出てきますが、明確に区切られていないとAIがその言葉に従って該当箇所を丸ごと削除してしまう恐れがあります。
用語が分からなければAha AIで: output-format, hallucination
悪い例との比較
この講義の字幕を要約して
00:00 はい、今日はですね、関数について見ていきます。えー、前回はループ処理をやりましたよね...
3〜4段落のまとまった文章が出力されるだけで、タイムコードは消えてしまいます。内容は概ね合っていても、どこで何が語られたかの記録がないため、見返したい時に動画を最初からシークバーで探す羽目になります。字幕になかった説明が自然に混ざり込んでいても気づく手段がなく、講師が「試験に出る」と強調したポイントも他の文章と同じ扱いで埋もれてしまいます。
バリエーション
動画を視聴すべきかどうかを判断したい時
以下は「{{動画のテーマ}}」の動画字幕です。要約はせず、まず視聴すべきかどうかの判断材料を提示してください。この動画が実際に扱っている内容5行、扱っていない内容3行、既に前提知識がある人ならスキップしてよい区間をタイムコード付きで教えてください。最後に、この動画を最後まで見る価値があるのはどんな人かを1行で書いてください。
字幕: """ {{動画の字幕}} """
1時間の動画をすべて見終わった後に「知りたい内容ではなかった」と後悔するのを防ぎます。スキップできる区間が事前にわかれば、視聴時間を大幅に短縮できます。
連続講義を順番に整理したい時
以下は「{{動画のテーマ}}」の字幕です。今回の講義単体で完結させるのではなく、前の講義から続いている内容と、今回新しく登場した内容を整理してください。表形式で出力し、列は「概念」「前回までの講義に登場したか」「今回の講義で追加・変更された点」「タイムコード」としてください。表の下に、次回予告として字幕内で言及されている内容のみを記載してください。
字幕: """ {{動画の字幕}} """
シリーズものの講義を順を追って受講する際に使用します。講義ごとに個別にまとめると、同一の概念がノート内のあちこちに分散してしまうのを防ぎます。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる