なぜこう書くのか
PR依頼のDMがスパム扱いされてしまう最大の原因は、冒頭の1文にあります。「初めまして、私たちは○○ブランドです。コラボの条件は以下の通りです」から始まると、相手は「自分の投稿を見ずに一斉送信しているのだな」と判断します。インフルエンサーへの提案DMは、条件よりも先に「なぜあなたにお願いしたいのか」を伝えることで返信率が上がります。
役割をマーケティング担当者に設定しているのは、単なる宣伝文句ではなく、人に向けた誠実な手紙を書かせるための工夫です。文脈の段落で「初めての連絡」「見送られても角が立たないように」と明記することで、全体のトーンを整えています。これがないと、AIは初対面なのに距離感が近すぎたり、逆に契約書のように堅苦しい文章を出力しがちです。
形式の段落では構成を5つの要素に固定し、400文字以内に制限しています。提案文は長くなるほど読まれる確率が下がります。末尾を「はい・いいえ」で答えられる質問で締めるのも、相手の返信負担を最小限に抑えるためです。
制約の段落で「紹介にない内容を捏造しないこと」を指定している点が最も重要です。クリエイターへの依頼文を作成させると、AIは「最近の動画、とても感動しました」といった実体のないお世辞を簡単に作ってしまいます。見てもいないコンテンツを褒めると一瞬で信頼を失います。代わりに角括弧でプレースホルダーを残させることで、送信前に自分自身で確認した事実だけを穴埋めできるようにしています。
用語が分からなければAha AIで: role-prompting, persona
悪い例との比較
インフルエンサーに送るコラボ提案のDMを書いて。私たちはグラノーラのブランドで、報酬は3万円です。
このような指示では、AIは相手が誰なのか分からないため、「いつも投稿を拝見しています」「ブランドのコンセプトにぴったりだと思いました」といった中身のないお世辞で冒頭を埋めてしまいます。受け手から見れば、他のブランドから届くテンプレートDMと何一つ変わりません。また、条件も報酬の金額しか書かれていないため、相手はスケジュールや作業範囲を質問し直す必要が生じ、そのやり取りの途中で離脱されてしまいます。
バリエーション
返信がなく再連絡(リマインド)するとき
{{ブランド}}の名前で2週間前にお送りしたコラボ提案に返信がないため、もう一度だけご連絡をしたいと考えています。以下のクリエイター宛てのリマインドメッセージを作成してください。催促に感じられないよう3文以内でまとめ、前回の提案を1行で再要約し、今回は難しい場合はその旨を気軽にお知らせいただくだけで構わないという一文で締めくくってください。
クリエイター紹介: """ {{クリエイター}} """
リマインドDMは新しい情報を追加するよりも、相手の心理的負担を減らす文面にしたほうが返信を得やすくなります。そのため、長さを3文以内に制限しています。
メールで正式な企画書・提案を送るとき
{{ブランド}}がクリエイターに送るコラボ提案のメールを作成してください。提案内容は「{{提案の内容}}」、条件は「{{指定の条件}}」です。まず件名の候補を3つ提示し、本文は「挨拶 → ブランドの1行紹介 → 提案の背景 → 依頼内容と条件 → 返信のお願い」の順で600字前後にまとめてください。条件は「項目|内容」の2列の表形式で整理し、未確定の項目は「応相談」と記載してください。
メールの場合はDMよりも少し長めで問題なく、条件を表で整理しておくことで、相手が社内やマネージャーにそのまま共有・検討しやすくなります。
モデル別の注意
メッセージが長すぎるとプレビュー画面で途切れてしまいます。400文字を超えて出力された場合は、「3つの段落に要約して」と追加で指示してください。
DMは少しでも文体や口調が不自然だと違和感を持たれやすいです。初案を出力させた後、「私が普段使っている口調に書き直して」と指示し、過去に送った自分のメッセージを1〜2件貼り付けると、より自然な文面に仕上がります。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる