なぜこう書くのか
英単語帳の作成をAIに任せる際、最もありがちな失敗は「辞書の丸写し」のような表が出力されることです。意味が5つも並び、例文がなかったり教科書のような不自然な文だったりすると、暗記しても実際に使えません。このプロンプトでは、1単語につき「実際に使える情報」だけが残るよう、出力枠をあらかじめ定義しています。
形式の段落で列名とその順序まで指定しているのは、空欄があるとAIが埋めようとする性質を利用するためです。品詞や訳の欄があればAIは例文を適当に作れませんし、「紛らわしい単語との違い」欄は試験で実際に間違えやすいポイントを事前に浮き彫りにします。
1行分の具体例を入れている点がこのプロンプトの肝です。形式だけを言葉で説明すると、文の長さや解説の深さがバラついてしまいます。望ましい密度のサンプルを1つ見せることで、他の行もその水準に揃います。
制約の「12単語以内」「最もよく使われる意味1つだけ」は、単語の例文作りが長すぎて読みにくくなるのを防ぎます。リストにない単語を追加しないという指示も不可欠です。これを入れないと、AIが親切心で「関連単語」を勝手に追加し、覚える量を増やしてしまいます。単語リストを"""で囲んでいるのは、リスト内に混ざったメモが指示として誤読されるのを防ぐためです。
用語が分からなければAha AIで: few-shot, output-format
悪い例との比較
この単語の意味を教えて
sustain, allocate, redundant, marginal, comply
返ってくるのは「維持する、割り当てる、余分な」のように意味だけが並んだリストです。どの意味が頻出なのか分からず、例文がないため暗記しても実際の英文の中で見分けられません。redundantとunnecessaryのように試験で差がつく組み合わせの違いも分からないため、結局自分で調べ直すことになります。
バリエーション
テスト直前に意味だけを素早く確認したいとき
以下の単語リストを「単語・意味・短い例文」の3列の表に整理してください。意味は1つずつ、例文は8単語以内で書いてください。解説や語源は不要です。
""" {{単語の一覧}} """
紛らわしい単語と訳の列を削りました。すでに一度覚えた単語をテスト前日にざっと復習する際、この構成が最もスピーディーです。
穴埋め問題にして覚えたかテストしたいとき
以下の単語リストを使って穴埋め問題を作成してください。各単語が自然に当てはまる英文を1文ずつ作り、その単語の部分を ( ) の空欄にしてください。まず問題10問を提示し、正解と日本語訳は一番下にまとめて記載してください。
""" {{単語の一覧}} """
正解を一番下にまとめて配置することで、問題を解く前に視界に答えが入ってしまうのを防ぎます。
モデル別の注意
単語が30個を超えると、表の後半になるにつれて例文の質が落ちやすくなります。15個ずつに分けて実行し、最後に結合してください。
表内の英語の例文で改行が崩れるモデルがあります。表のレイアウトが崩れる場合は「表ではなく、単語ごとの箇条書きで出力し直して」と指示してください。単語帳をExcelや暗記アプリ(Ankiなど)に取り込む予定がある場合は、「表をカンマ区切りのテキスト(CSV形式)でも出力して」と付け加えるとそのままコピー&ペーストできます。
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最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる