なぜこう書くのか
英語の文法について質問すると、通常は修正された文が1つ返ってくるだけです。その場では解決しますがルールが身につかないため、翌週また同じミスを繰り返します。冠詞や時制のように母語にない感覚のルールほど、この繰り返しが起こりやすくなります。このプロンプトは単なる答えではなく、ルールとそのルールが適用される別の例文まで引き出します。
2番目の段落では、確認作業を段階に分けています。間違いの箇所の特定とルール名の明記を切り離すことで、「なんとなくこちらのほうが自然です」といった曖昧な説明を減らし、根拠を示すように誘導します。さらに正しい文と間違いやすい文をセットで提示させるのは、境界線を見ることでルールが記憶に定着しやすくなるためです。
形式として指定した5行の枠組みは、解説の長さを均一にします。自由記述にすると最初の誤りだけ長々と説明し、残りは1行で済ませてしまいがちです。最後にルール名だけをまとめる欄は、複数の文章をチェックしたときに自分専用の「苦手リスト」として活用できます。
文章を """ で囲んでいるのは、チェック対象の文章と指示内容を混同させないためです。文章の中に「Explain this」のような命令表現が含まれていると、AIがそれをプロンプトへの指示だと誤読することが実際に起こります。確実でない場合はそう書くよう指示する制約も不可欠です。放置するともっともらしいルール名をでっち上げてしまい、その説明が自然であるほど誤った知識を覚えてしまいやすくなります。
用語が分からなければAha AIで: output-format, hallucination
悪い例との比較
この文章合ってる? I have visited my grandmother last weekend, and she was very happy to seeing me.
「間違っています。このように直してください」という修正文が1行返ってくるだけです。現在完了形と過去を表す副詞がなぜ併用できないのか、happy toの後にどうして動詞の原形が来るのかは定着しません。ルール名がわからないため、参考書でその項目を引き直すこともできません。
バリエーション
複数の文章をまとめてチェックしたいとき
以下は私が書いた{{言語}}の文章リストです。各文を「番号・原文・修正文・文法ルール名」の表形式で整理し、表の下に2回以上登場したルールをミスの多い順に記載してください。解説はルールごとに1回だけにしてください。
""" {{文章}} """
文章ごとに同じ解説を繰り返すと長くなりすぎてしまいます。重複するルールを上位に集約し、何から優先して復習すべきかを明確にします。
ルールを理解できたか自分で試したいとき
以下の文章の間違いを見つけてほしいのですが、答えはすぐには教えないでください。間違いが何箇所あるかと、それぞれ何番目の単語付近にあるかだけを教えてください。私が自分で修正してみるので、その修正が合っているか判定し、見落とした部分だけを文法ルール名とともに解説してください。
""" {{文章}} """
自分で考えてから答え合わせをしたほうが、記憶への定着度が格段に高まります。答えを事前に伏せる条件を1行加えるだけで実践できます。
モデル別の注意
文法用語の日本語表記はモデルによって若干異なる場合があります。見慣れない用語が出てきたら「その文法ルールは別の名前でも呼ばれますか?」と質問し、手元の参考書の用語とすり合わせておきましょう。同じ文章を2つのモデルに入力して判定が分かれた場合、どちらかがルール名をでっち上げている可能性があるため、参考書等での確認が必要です。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる