なぜこう書くのか
グループワークのアイデアをAIに求めると、多くの場合、面白そうな活動名と趣旨だけが返ってきます。問題は、そのアイデアを実際の教室に持ち込んだ時です。何分ずつ配分するのか、誰が何を担当するのかが決まっていないと、最初の5分で教室がざわついて終わってしまいます。このプロンプトは、アイデアではなく具体的な進行表を得るために作られました。
役割の「実際に無理なく回せる活動のみを提案してください」という1行が、準備物が大量に必要な活動を排除します。文脈の段落に机の配置や準備物を明記したのも同じ理由です。タブレットや色画用紙があると書けばそれを使う活動が、ないと書けば紙1枚で完結する活動が出力されます。
段階に分ける指示がこのプロンプトの核心です。時間・教師・生徒を1行に並べて書かせることで、AIが「生徒が話し合う」といった曖昧な記述をしにくくなります。教師の声かけを書かせるのは授業中にそのまま読み上げられるようにするためで、ステップを5つに制限したのは45分で実行可能なボリュームに収めるためです。
形式の4番目の項目が、一般的なAIの出力と実際の授業現場を分けるポイントです。1人だけが全部やってしまう状況や、1グループだけ早く終わる状況は授業で頻繁に起きますが、事前に教師の声かけを用意しておけば、その場で慌てずに対応できます。
用語が分からなければAha AIで: role-prompting, chain-of-thought
悪い例との比較
中3国語の広告分析のグループ活動のアイデアを教えて
活動名が5〜6個リストアップされ、それぞれに2〜3行の説明が付くだけの内容になりがちです。一見良さそうに見えますが、時間配分や役割分担がないため、結局教師が最初から組み立て直す必要があります。準備物を指定していないため、教室にないタブレットや模造紙などを前提とした案が出てくることもあります。
バリエーション
活動内容がすでに決まっている場合
{{学年}}の{{科目}}の授業で、「{{全体のテーマ}}」をテーマにグループワークを行いたいと考えています。活動内容はすでに決まっており、進行スケジュールのみが必要です。
{{グループ人数}}人のグループが30分間で動く進行表を作成してください。「時間・教師の合図・生徒の行動」の3列の表にし、各ステップが完了したかを教師が見て確認する方法を1行ずつ添えてください。
活動のアイデア出しを省き、進行表だけを出力させます。すでに行っている活動を時間配分に落とし込む際に便利です。
発表までつなげたい場合
{{学年}}の{{科目}}「{{全体のテーマ}}」のグループ活動で、最後の10分間をグループ発表の時間に充てたいと考えています。{{グループ人数}}人のグループが6組あります。
6グループが10分以内に全員発表できる方法を設計してください。1グループあたりの発表時間、聞いている生徒がすべきこと、教師のまとめの言葉(1文)を決めてください。発表を順番に行うのではなく、同時に進める方法も1つ提案してください。
発表は時間が最も崩れやすいパートであるため、聞いている側の役割まで細かく指定しています。
モデル別の注意
表の中に教師のセリフを入れると、枠が狭くなって読みにくくなる場合があります。「表には時間と生徒の行動だけを残し、教師のセリフは表の下に番号付きで別記してください」と指示すると、授業中に見やすいレイアウトになります。グループ数や教室の広さを明記しておくと、机の配置や巡回動線まで考慮した案が得られます。
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最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる