なぜこう書くのか
「子どもの質問 答え方 ChatGPT」などで検索して出てきた回答をそのまま読み聞かせても、子どもは途中で飽きてどこかを見てしまいます。「わかりやすく説明して」とだけ頼むと、AIは「大人にとってわかりやすい文章(百科事典を2文に縮めたような文章)」を出してくるからです。このプロンプトは、聞き手が大人ではないことを文ごとに徹底的に固定します。
役割を絵本作家に設定すると、説明の出発点が変わります。教師や科学者の役割だと正確な順番で説明しようとしますが、絵本作家は子どもが知っている日常のワンシーンから始めて少しずつ広げていきます。小学生への説明プロンプトを探す際に本当に必要なのは、正確さよりもこの「出発点」です。
制約の段落には年齢をもう一度入れています。冒頭で年齢を伝えていても、AIは説明が長くなると無意識に大人向けの言葉遣いに戻ってしまいますが、禁止条件の横に年齢を再提示するとその傾向を大幅に抑えられます。「わからないことはわからないと伝える」という指示も重要です。子どもの疑問は大人が正解を知っているものばかりではありませんし、AIは空白をもっともらしい作り話で埋めてしまう癖があるためです。
最後のセルフチェックの段落は、AI自身に推敲を行わせる仕掛けです。一度に書かせると難しい言葉が1〜2個残りやすいですが、条件を満たしているか確認して最終版だけを出すよう指示することで、検討プロセスを挟んだ洗練された回答だけが得られます。
形式に「子どもがさらに聞いてきそうな質問」を入れたのは、実際の会話は一往復で終わらないからです。子どもは答えを聞くと、その中の単語を拾ってすぐに次の質問をしてきます。次の質問の答えをあらかじめ1行持っておくことで、親が返答に詰まる瞬間を減らし、子どもは「質問すれば答えてもらえる」という安心感を学びます。
用語が分からなければAha AIで: role-prompting, hallucination
悪い例との比較
6歳の子どもが理解できるように、虹がなぜできるのか説明して
年齢を指定しているにもかかわらず、「光が水滴を通過するときに屈折して……」といった難解な説明が出てきてしまいます。子どもが知っている日常へのたとえも、文字数の制限も、次に続く質問への備えもないため、結局親が頭の中で言葉を噛み砕く必要があります。子どもから「屈折って何?」と聞き返されたら、その場で言葉に詰まってしまいます。
バリエーション
寝る前に手短に答える場合
{{子供の年齢}}の子どもから、寝る前に「{{子供の質問}}」と聞かれました。
3文だけで答えてください。1文目は質問への答え、2文目は子どもが知っていることにたとえた説明、3文目は「明日一緒に調べてみようか」のように話を優しく締めくくる言葉にしてください。難しい言葉は一切使わないでください。
就寝前は、長文になると寝かしつけに失敗します。3文に限定し、最後の文を締めくくり用として指定することで、会話がダラダラと長引くのを防ぎます。
一緒にできる簡単な実験・遊びもセットで出す場合
{{子供の年齢}}の子どもからの質問です:「{{子供の質問}}」
子どもに話して聞かせる答えを300文字程度で書き、その下に家にあるもので一緒に体験・実験できる遊びを2つ、それぞれ2行で教えてください。準備するものは文房具やキッチンにあるものだけに限定し、火や刃物を使うものは除外してください。
言葉だけで答えてもすぐに忘れてしまいます。準備物の範囲と安全条件をあらかじめ指定しておくことで、思い立ったらすぐ実践できる遊びのアイデアが得られます。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる