なぜこう書くのか
教材の要約を単純に依頼すると、長文の文章で要約が出力されます。元の30ページが2ページに減ったので成功したように見えますが、テスト前日にその2ページをまた最初から読まなければならないとすれば、圧縮した意味が半減してしまいます。短時間で目を通せるまとめとは、文章ではなく表です。
課題の段落で成果物を3つに分けたのは、それぞれ使うタイミングが異なるためです。節の構造は勉強の順序を掴むとき、用語表は選択問題や語句問題の対策をするとき、最後の3行は論述問題で単元全体の流れを説明するときに使います。ひとまとまりの文章で受け取ってしまうと、必要な部分を再度拾い出さなければなりません。
形式の段落にある「この節が答えている問い」という列は少し独特です。節のタイトルは通常「所得効果と代替効果」のような名詞句が多く、具体的に何を学ぶのかが分かりにくいものです。これを問いの形に変えておくことで、その列だけを隠して自分で答えてみるセルフチェックリストになります。用語表の「混同しやすい関連用語」も同じ目的です。ChatGPTによる専門書の要約を活用した学習で実際に失点しやすいのは、全く知らない用語ではなく、似ている2つの用語の違いです。所得効果と代替効果のように同じ節に並んで登場する概念ほど、試験で入れ替えて出題されやすい傾向があります。
制約の段落は、情報量が再び膨れ上がるのを防ぎます。30文字の上限がないと、要点の欄が2〜3行に増えて表が再び長文になってしまいます。導出過程を除外させたのも同じ理由です。数式を導く練習は、概要表を見ながらではなく計算用紙で別に行うべき作業です。最後に単元の本文を """ で囲んで資料と指示を区別することで、教材内の「練習問題を解いてみよう」といった文言をAIが自分への指示だと誤認するのを防ぎます。
用語が分からなければAha AIで: output-format, context-window
悪い例との比較
この章を要約して
(教材の本文を貼り付け)
文章が連なった要約が返ってきます。節の区分が消えてどこまで確認したか把握しにくく、用語の定義も文章の中に散らばって再度探す手間が生じます。教材にない説明が混ざっていても気づきにくくなります。
バリエーション
テスト範囲の複数単元を比較する場合
以下はテスト範囲となる複数の単元の本文です。単元ごとに個別にまとめるのではなく、単元を横断する概念を基準に1枚の表を作成してください。列は「概念・登場する単元・単元ごとの使われ方の違い・同時に問われやすい概念」としてください。1つの単元にしか登場しない概念は、表の下にリストとして別途まとめてください。
""" {{単元の内容}} """
単元ごとの整理がすでに済んでいる場合に使います。試験の合否は、多くの場合単元の境界をまたぐ問題で分かれます。
予想問題も一緒に作成する場合
以下の単元の本文を読み、節ごとの概要表を作成した上で、その下に予想問題を記載してください。節ごとに選択問題1問と記述問題1問を作成し、問題の横に根拠となった節番号を記載してください。正解と採点基準は、問題をすべて出し終えた一番最後にまとめて表示してください。本文に根拠が見つからない問題は作成しないでください。
""" {{単元の内容}} """
正解を末尾にまとめさせることで、問題を解く前に答えが目に入ってしまうのを防ぎます。
モデル別の注意
PDFや画像で入力する場合は、先にファイルを添付してから貼り付けてください。単元が30ページを超える場合は節ごとに分けて入力し、最後に「これまでに作成した表を1つに統合してください」と依頼してください。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる