なぜこう書くのか
ChatGPTなどのAIにプレゼントの提案を頼むと、たいてい10個ほどのありきたりなリストが返ってきます。マッサージ器、商品券、健康食品、スカーフなど、検索エンジンに同じ言葉を入れても出てくるような内容で、結局選べません。問題は、AIが相手のことを何も知らないまま回答している点にあります。
聞き返しの指示がこのプロンプトの肝です。すぐに回答を求めず「不足している情報を先に質問してほしい」と指示することで、AIはすでに持っている物や、最近困っていることなどを問いかけてきます。この1往復のやり取りがあるだけで、単なる一覧が本当の「候補」へと変わります。質問に選択肢を付けさせたのは、回答の手間を減らし、スムーズに答えられるようにするためです。
文脈として関係性と状況を併せて伝える理由は、同じ予算であっても渡す場面によってふさわしいプレゼントが異なるからです。誕生日会と退院祝いでは、全く違う提案が必要になります。候補を3つに絞り、切り口を変えさせたのも、比較検討を容易にするための工夫です。
各候補に「なぜこの人に合うのか」を1行添えさせるのは、最終決定をしやすくするためです。理由が言語化されていれば納得して選べますし、理由がしっくりこない候補はその場で除外できます。
制約では2つのリスクを防いでいます。具体的な商品名を断定させないのは、AIが存在しない製品や型落ちモデルをもっともらしく提案することが多いためです。カテゴリーとして受け取れば、その枠組みの中で自分で探せます。また、定番品を1つに制限したのは、完全に奇をてらうと失敗のリスクが高まり、逆に3つとも無難だと相談した意味がなくなってしまうからです。
用語が分からなければAha AIで: prompt, hallucination
悪い例との比較
母親の誕生日プレゼントを1万円くらいでおすすめして
母親がどんな人物なのかが1行も書かれていないため、年代の統計データに基づいた回答になります。マッサージ器、高級スキンケアセット、ストール、ギフトカードなどが並び、半分はすでに持っていそうな物ばかりです。さらに、具体的な商品名や価格を確信ありげに書きますが、実際に探してみるとその価格で買えなかったり存在しなかったりすることが多々あります。
バリエーション
すでに何でも持っている人へ
{{関係}}である{{受取人}}に、{{状況}}でプレゼントを贈りたいです。予算は{{予算}}ですが、必要な物はひと通り持っている方なので、物をこれ以上増やすのは避けたいと考えています。
形に残る物ではなく、「一緒に過ごす時間」「上質な消え物」「代わりにやってあげるサービス」といった方向性で候補を3つ挙げてください。各候補に「受け取る側が負担に感じるかもしれない点」を1行ずつ率直に記載してください。
物が多い人に物を贈ると、かえって負担になることがあります。消え物や体験型にシフトし、相手が負担に感じる要素をあらかじめ可視化できるようにしました。
複数の人に同じものを配る時
{{状況}}で、複数の人に同じプレゼントを1人ずつ配りたいと考えています。1人あたりの予算は{{予算}}です。
個人の好みが分からなくても失敗しにくい候補を、カテゴリー・種類として3つ提案してください。各候補に「どのような人には合わないか」を1行添え、ラッピングや持ち運び・配布の手間がどの程度かも1行で記載してください。
複数人に配る場合は、個人の好みよりも「失敗しないこと」が重要になります。合わないケースと配布の手間を事前に把握することで、素早い判断が可能になります。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる