なぜこう書くのか
AIにアイコン作成を1つずつ指示すると、5つ作る間にスタイルが少しずつズレていきます。1つ目は細い線画だったのに3つ目は太い塗りつぶしになり、余白もバラバラになって、並べたときに別々のセットを混ぜたように見えてしまいます。アイコンは個々の完成度以上に、並べたときの統一感がすべてです。
タスクの段落で共通ルールを先に日本語で定義させているのはそのためです。線の太さや余白比率といった見落としがちな項目まで言葉で固定してしまえば、あとは同じ文章を繰り返し使うだけになります。形式の段落で共通ルールを各行の前半に一字一句同じように繰り返すよう指示しているのも同じ仕組みです。画像生成AIは表現が少し変わるだけで全く異なる絵を出力するため、前半部分を一致させることでセットとしての統一感を保ちます。
制約は、小さく縮小したときに潰れてしまう要素を排除するためのリストです。アイコンは通常24ピクセル前後で使われます。要素が3つを超えると黒い塊になり、影や立体効果は画面の背景色が変わった瞬間に不自然になります。アイコン内に文字を入れないという条件も必須です。AIが描く文字はスペルミスが起きやすく、後から多言語対応することもできません。
最後の段落のチェック手順が、このプロンプトの精度を一段引き上げます。ルールを6つも指定すると、AIも途中でいくつか見落とすことがあります。表を作成した後に各行をルールと照合して修正させ、最終版だけを出力させることで、人間が目で見て確認・修正する手間を大幅に減らせます。
用語が分からなければAha AIで: prompt, output-format
悪い例との比較
アプリで使うホーム、検索、カート、通知、マイページのアイコンを作って。シンプルに。
「シンプルに」の解釈は人やAIによって異なるため、5つともバラバラの太さや余白で出力されてしまいます。1つの画面に並べるとカートだけが不自然に大きく見えたり、通知だけ色が濃く見えたりします。何がズレているのかを指摘する基準がないため、修正するにも結局5つすべてを最初から作り直すことになります。
バリエーション
後からアイコンを1つ追加したいとき
すでに作成済みのアイコンセットに、アイコンを1つ追加したいです。スタイルは{{スタイル}}で、以前定めた共通ルールをそのまま引き継ぎます。新しく必要な項目は以下の通りです。既存のルール文章をそのまま前半に付け、後半のみを新しく記述して、英語プロンプトを1行作成してください。既存のアイコンと並べたときに違和感が出そうな点があれば、日本語で1行アドバイスしてください。
必要なアイコン一覧: """ {{必要なアイコン一覧}} """
セットに1つ追加するときに新しいルールを作ると、その1つだけ浮いてしまいます。既存のルール文をそのまま再利用させます。
1枚の画像に並べて一度に確認したいとき
以下のアイコンを1枚の画像にグリッド状に並べて配置し、一目で比較できるようにしたいです。スタイルは{{スタイル}}です。すべてのアイコンが同じサイズの枠内に同じ余白で配置され、白背景に黒い線のみで描かれるよう、英語プロンプトを1行で作成してください。どのような順序で配置するかも日本語で教えてください。
必要なアイコン一覧: """ {{必要なアイコン一覧}} """
1枚にまとめて生成すると、スタイルの差異がすぐに分かります。まずは比較用に全体を確認し、気に入ったスタイルが決まってから個別に生成し直す方がスムーズです。
モデル別の注意
アイコンは背景が透過されていると使いやすいです。白背景で生成して編集ツールで切り抜くか、1枚に複数個まとめて描かせてからトリミングして使用してください。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる