なぜこう書くのか
「AI プロフィール写真 プロンプト」などで検索して出てきたプロンプトをそのまま入力すると、大抵はクオリティの高い人物写真が1枚生成されます。しかし、その写真がどこにでも使えるわけではありません。社内ポータルに載せるには華美すぎたり、SNSのアイコンにするには顔が小さすぎたりします。プロフィール画像は単に「綺麗に撮れた写真」ではなく、「その場所にふさわしい画像」である必要があります。
そのため、第1段落の文脈が不可欠です。どこに載せるのか、どんな印象を与えたいのかという2点を伝えるだけで、服装や背景の選択肢がぐっと絞り込まれます。LinkedIn用を求める場合とYouTubeアイコン用を求める場合では仕上がりが異なるべきであり、その差を生み出す情報がこの段落です。
タスクの段落で年代・表情・視線・服装・背景・照明・構図を個別に指定させているのは、これらが抜けているとAIが毎回ランダムに補完してしまうためです。項目ごとに分けておけば、気に入らない部分だけをピンポイントで修正できます。形式で3案出させるのも同じ理由です。比較対象があって初めて、何が気になっているのかを言語化できます。
制約の段落の半分は安全性のためです。実在の人物名を入れると特定の顔を模倣した画像になり肖像権の問題が生じるほか、ツール側で生成を拒否されることもあります。また、ここで作るのは自身の写真ではなく架空の人物画像です。身分証や公的書類など、本人確認が目的の場所には使用できません。
用語が分からなければAha AIで: prompt, output-format
悪い例との比較
LinkedInで使うプロフィール写真を作って。清潔感があってプロっぽく見えるように。
このように指示すると、スーツを着てぼやけたオフィスを背景にした人物が1枚生成されます。視線も照明も顔のアップ度合いも指定していないため、再生成するたびに全く別人が現れ、気に入った画像が出てもどこを変えればさらに良くなるのか分かりません。「プロっぽく」という言葉の解釈も人によって異なるため、結果として無難で退屈な画像に落ち着いてしまいます。
バリエーション
アイコンなど極小サイズで表示する場合
{{使用先}}で使用するプロフィール画像を作成したいと考えています。画面上で直径1cmほどの円の中に収まる想定で、{{希望する印象}}印象にしたいです。顔が画面の大部分を占め、背景は単色に近く、服の柄や細かい小物はすべて排除した構図で英語プロンプトを3つ作成してください。各案の下に、小さく縮小した際に何が最初につぶれて見えにくくなるかを日本語1行で記載してください。
アイコンサイズでは、背景や小物がすべて灰色のノイズになってしまいます。顔の比率を大きくし、要素を極力削ぎ落とす方向に条件を変更しました。
同一人物で複数枚のバリエーションが必要な場合
先ほど作成したプロフィール画像と同じ人物で、{{使用先}}で使用する別シーンの画像を何枚か作成したいと考えています。人物の年代・髪型・服装・色調はそのまま固定し、ポーズと背景のみを変更する英語プロンプトを3つ作成してください。固定する部分は3案すべてで完全に同じ英語表現を使用し、何を変更したかを各案の下に日本語1行で記載してください。
画像生成AIは同一人物を完全に再現するのが苦手です。固定したい要素の表現を一言一句固定させることで、可能な限り似た見た目を維持します。
モデル別の注意
人物の顔はツールによる出力の差が大きく、同じプロンプトでも結果が大きく異なります。複数枚生成して選び、身分証やパスポートなど本人確認が必要な写真には使用しないでください。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる