なぜこう書くのか
ChatGPTなどのAIにそのまま問題作成を頼むと、資料から単語だけを拾って「浸透とは何か?」のような単純な一問一答ばかりが並びがちです。用語を暗記しているかは確認できますが、実際の試験で差がつくのはそうした単純な暗記部分ではありません。求めている問題のレベルを言葉だけで説明するのは難しいですが、具体例を1つ示すことで的確に伝わります。
例示の段落がその役割を果たしています。問題1問を正解・解説・「よくある間違い」まで含めて丸ごと提示しました。AIはこの例から、文章の長さや深さだけでなく構成まで読み取ります。誤答の選択肢を紛らわしく作るという条件を例の中に盛り込んでいるのもそのためです。この指示がないと、残りの選択肢があまりにも露骨な間違いで埋められ、正解がすぐに分かってしまいます。
形式の段落で難易度を「3・3・2」に配分指定しているのは、問題セットの難易度が偏るのを防ぐためです。正解と解説を一番下にまとめて記載させる条件にも実用的な理由があります。問題のすぐ下に答えがあると目に入ってしまい、自力で解く機会が失われてしまうからです。
制約の段落は、問題の信頼性を担保します。資料外から出題されると試験範囲を逸脱しますし、答えが割れるような悪問は復習の時間を無駄にします。「実際の過去問と言わないこと」という条件は特に重要です。AIは実在しない年度や出題元を勝手に捏造して過去問らしく見せかけることがあり、それを信じて傾向を読み違えると大きな損失になります。資料を"""で囲むのは、ノートに書かれた「ここテストに出る」などのメモ書きがAIへの指示として誤認されないようにするためです。
用語が分からなければAha AIで: few-shot, hallucination
悪い例との比較
この内容でテスト問題を作って
(教材の要約を貼り付け)
用語の意味を問うだけの単純な短答問題が5〜6問生成され、難易度も全体的に低くなります。選択式が出題されても誤答の選択肢があまりに不自然で、概念を理解していなくても正解が分かってしまいます。また、問題のすぐ下に解説が書かれていることが多く、解く前に答えが見えてしまい、解き終わっても自分の弱点がどこなのか把握できません。
バリエーション
間違えた問題から苦手な概念だけを再復習する場合
先ほど作成してもらった{{科目}}の「{{試験範囲}}」の問題のうち、私が間違えた問題の番号をお伝えします。
間違えた問題に共通する重要概念をまず解説し、その概念だけを別の角度から問う{{問題タイプ}}問題を新たに5問作成してください。前の問題と同じ文章を使い回さず、問題ごとに「これに正解するために理解しておくべきポイント」を1行で添えてください。
全体を解き直す代わりに、間違えた概念だけを反復演習するためのアレンジです。前の問題を正しく参照できるよう、必ず同じチャット内で続けて送信してください。
記述式答案の採点・添削を受ける場合
以下の学習 教材の範囲から、{{科目}}の記述式問題を3問作成してください。各問題の配点基準を「この表現が含まれていれば◯点」という形で細かく設定してください。
まずは問題のみを提示して待機してください。私が答案を書いて送信したら、その配点基準に沿って採点し、減点された項目ごとに資料のどの部分を復習すべきか教えてください。模範解答は最初に出力しないでください。
学習 教材: """ {{学習 教材}} """
記述式は明確な採点基準があって初めて効果的な演習になります。先に模範解答を見てしまわないよう制御し、自力で答案を書き切るステップを確保しています。
モデル別の注意
作成された問題を解いた後、「間違えた3番と7番と同じ概念を問う問題をもう一度5問作って」と続けて指示すれば、苦手な部分だけを効率よく反復学習できます。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる