なぜこう書くのか
学期末のタスクを思いつく順に書き出すと、どうしても抜け漏れが発生します。抜ける項目は常に決まっています。明確な締め切り日が設定されていないため意識から外れやすいタスク、例えば備品の返却や次の担任・担当者への引き継ぎ資料などです。このプロンプトは、その空白を二重にチェックさせる構造になっています。
第1段落の文脈は、学校種とすでに確定している締め切り日です。小学校と中・高校では学期末の業務内容が大きく異なり、締め切りを事前に提示することでAIが勝手に日程を捏造するのを防ぎます。第2段落の課題は「時系列での整理」に絞り込まれています。ここに「不足項目は別枠で出力する」というルールを設けた点が肝心です。これがないと、AIが一般的な教員の業務を自分のリストに勝手に混ぜ込んでしまい、実際に自分がやるべき仕事と他人の仕事の区別がつかなくなります。
形式の「前提タスク」列は、業務の前後関係を明確にするための列です。成績処理が終わらなければ所見が書けず、所見が終わらなければ通知表が出せないように、単に期日を並べただけの表では見えない依存関係を浮き彫りにします。「単独で可能か」は、他の教員に依頼や確認が必要な仕事を前もって把握するために設けています。
第4段落の自己検証は、表を作成した後に領域別で再度見直す仕組みです。1回目の出力は入力メモを辿り、2回目は学校業務の領域を辿るため、異なる角度から抜け漏れを発見できます。最後の段落はハルシネーション(もっともらしい嘘)を防ぎます。実在しないシステム名や校内ルールが生成されると、その確認に余計な時間が取られてしまうためです。
用語が分からなければAha AIで: output-format, hallucination
悪い例との比較
学期末に教員がやるべき仕事を整理して。
(業務メモを貼り付け)
どの学校にも当てはまる一般的なやることリストが出力されます。貼り付けたメモの内容があまり反映されず、自分が担当していない校務分掌までリストに混ざるため、1つずつ手動で消す手間が発生します。期日が明記されないため優先順位が分からず、メモに書いた「半分しか終わっていない」といった進行途中のタスクがリストから抜け落ちてしまいます。
バリエーション
締め切りまで残り1週間しかない場合
{{学校種}}の教員です。学期末まで残り5日しかありません。締め切り日程は【 {{締切日程}} 】です。
以下の業務メモの中から、この5日以内に「絶対に終わらせなければならないタスク」だけを絞り込み、日別のスケジュールに配置してください。1日に割り当てるタスクは最大3つまでとし、今回は見送って長期休業中(学期休み)に回してもよい仕事は「後回し可能」として別枠で整理してください。
""" {{担当業務}} """
全タスクの網羅ではなく優先順位付けに特化します。「後回し可能」なタスクを明確にすることで、何を切り捨てたかを把握した上で作業に集中できます。
次年度・次学期の担当者への引き継ぎ書を作る場合
{{学校種}}の教員です。以下は私が今年度(今学期)担当した業務のメモです。次の担当者に渡す引き継ぎ用のメモを作成してください。
「業務名・現在の進捗状態・次期担当者が最初に行うこと・資料の保管場所・注意点」の列を持つ表形式で整理してください。資料の保管場所を私が書いていない箇所は「[保管場所要確認]」と残してください。児童生徒や保護者に関する内容は個人を特定せず、業務上の留意点として記載してください。
""" {{担当業務}} """
同じ業務メモを引き継ぎの視点で再構築します。「現在の進捗状態」列を設けることで、途中で終わっている仕事も漏れなく次の担当者に共有できます。
関連プロンプト
最終更新 2026-09-02 · 誤りがありますか? 知らせる